7月3日の記事
「東京都議会議員選挙の顛末、または落とせるものから落とされた日」
に関連して
DANIEL さんから少々、清潔感に不自由なコメントが寄せられました。
いわく。
自民党が討ち死にしても、都民ファーストが第一党ってのは、全く浮かばれませんな。
この二択は、カレー味のう〇こか、バリウム色のう〇こかって感じですね。救われんわー。
あるいは。
多くは望んでないです。う〇こを食いたくないだけです。
これについては、
スタンリー・キューブリック監督の映画『フルメタル・ジャケット』に
以下の名台詞があります。
要するにだな、こいつは巨大なク◯サンドイッチなんだ。
で、みんな一口かじらなきゃならないのさ。
口にしたのは、ロックハート中尉という人物。
米海兵隊の新聞「スターズ・アンド・ストライプス」の編集に関わっているのですが
戦況の悪化について、こうコメントしたのでありました。
し・か・る・に。
世の中にはセンスの良い方もおられまして、
こんなツイートが出回っています。
自民党が都議会選挙で歴史的な大敗をした。
その原因を豊田(とよだ)、萩生田(はぎうだ)、稲田(いなだ)、下村(しもむら)の
頭文字をとってTHISとはよく言ったものだが、並べ替えるとSHITになる。
でもそこまでは言わないのだそうだ。
党の体質が問題になったのだが、
私は政権の政策の誤りを追及しない限り、この国の将来はないと思う。
(カッコは引用者)
冴えたコメントじゃないか!!
いったい、誰の言葉だ?
正解こちら。
鳩山由紀夫元総理。
W(^_^)W\(^O^)/意表を突いた展開だろう\(^O^)/W(^_^)W
元総理、こうもツイートしています。
安倍総裁が都議選の応援で秋葉原の街頭に立った時、
聴衆から辞めろコールが続いた。
その際総裁は「自民党は演説を邪魔する行為を絶対にしない」と訴えた。
私が政権交代選挙で街頭に立った時、盛んに野次をいただいたが、あれはどなただったのか。
野次に反応すると墓穴を掘る。
いや、まことにごもっとも。
しかし現在の安倍政権は
民主党政権の体質、および政策の誤りを追求した結果、生まれたものではなかったか?
ついでに「自民党だって偉そうなことを言えた義理か」
という二番目のツイートの論理構造は
民進党に都合の悪いことを突っ込まれると
「民主党政権時代はもっと悪かった(=民進党だって偉そうなことを言えた義理か)」
といって切り返したつもりになる
安倍総理の論理構造とそっくり同じではありせんか。
だ・か・ら、
『右の売国、左の亡国』と言うのですよ!
ちなみに私は『対論「炎上」日本のメカニズム』の第六章でも
小泉内閣以後、わが国では「炎上政治」が定着してしまった結果、
炎上の堂々めぐりとも呼ぶべき状況が成立している
という趣旨の議論を展開しましたが
鳩山ツイートはこれを裏付けるものとも言えるでしょう。
安倍政権は「何でもあり」的な性格が強かったこともあり
なかなかアンチの炎上が起こらず
ゆえに比較的小規模な炎上が多発していたのですが
一連の失言やらスキャンダルやら
はたまた強引な国会運営やらで
ついに炎が風上にまで向かい始めたのですよ。
とはいえ右売左亡的な堂々めぐりが変わらないかぎり
これによって本質的に何かが変わるかどうかは
控え目に言ってもきわめて疑わしい。
だから、巨大なク◯サンドイッチがどうこうという話になるのですが、
ここで思い出されるのが北朝鮮のICBM発射について
ドナルド・トランプの発したツイート。
North Korea has just launched another missile.
Does this guy have anything better to do with his life?
Hard to believe that South Korea…..
….and Japan will put up with this much longer.
Perhaps China will put a heavy move on North Korea
and end this nonsense once and for all!
北朝鮮はさっき、またミサイルを撃ちやがった。
あの男(金正恩)に聞きたいんだが、
人生、もっとマシなことをやろうって発想はないのか?
韓国や日本がそうそういつまで、
こんな振る舞いをガマンするとは信じがたい。
もしかしたら中国が北朝鮮にバシッと落とし前をつけさせて
バカげた騒ぎに完全に片をつけるんじゃないかね!
大統領閣下、残念ながらそれは日本への過大評価です。
清潔感のない「ク◯サンドイッチ的堂々めぐり」を
平気で20年近くやってしまうわが国は
ハッキリいって、北朝鮮がいくらミサイルを撃とうが
「断固として非難する」とか、
「いかなる脅威にも屈しない」という
毅然とした態度を取ってみせるだけで
ずっとガマンしつづけるのであります。
ちなみに「断固として非難する」と「屈しない」の真の意味については
『右の売国、左の亡国』の「政治経済用語辞典」をご覧下さい。
ところで二行目の anything better は
本当なら nothing better にすべきではないかと思われますが
ツイートが貴国の独立記念日になされたことを考慮し
脇に置くことといたします。
ではでは♬(^_^)♬
15 comments
Daniel says:
7月 7, 2017
やったー!遂にコメントを先生に取り上げていただきました!ありがとうございます。
って、喜んでる場合じゃないですね、我が国は。
政権交代を内包した二大政党制や、それに類するディベートやらって、正・反・合による止揚(アウフヘーベン)を目途としたものなのでしょうが、世界的にも実際は、その設計通りには到底ゆかず、「清潔感のない堂々めぐり」によって、辺り一面「肥溜め化」して、底が抜け、更に二番底が抜けていくという「堂々巡りのデフレスパイラル」に陥っていってるのでしょう。
思い起せばもう早や12年ほど前、2005年の秋、当時の前原誠司民主党代表が、小泉純一郎自民党総裁に向って、嬉々として高らかと「改革競争」を謳い上げたときは、「あー、これはもういかん」と目眩がし、「とほほ↓」と感じたのですが、あれから干支が一回りしても、止揚がちっとも起らない。事態は螺旋的に加速度を増して落下していってます。この経路依存性たるや!
え?「炎が風上にまで向かい始め」るのと、「デフレスパイラル(螺旋的落下)」とでは、ベクトルが逆じゃないかって?心配ご無用。建物が燃え上がれば崩落し、飛行機が燃え上がれば墜落し、船が燃え上がれば沈没するからです。臭い炎に包まれながらね。それは阿鼻叫喚の有様です。
先生の「対論「炎上」日本のメカニズム」が近所の本屋に届いたので、今日にでも受取に行き、勉強させていただきます。
さて、上りへのギアは回転するのか。それは「プライマリーバランスの黒字化」のラチェットが抜けた時か。それとも我が国が樺太へ還る時なのか。
ところで、、アメリカ独立記念日にICBMを打ち上げるという離れ業をやってのけた北朝鮮。率直に言って凄い。刻一刻と国威を「発揚」させていますね。炎上する東アジア諸国。果してその行方は、詰むか、詰まざるか。
あぁ、今日は話に「オチ」が着きませんでしたね。お後が宜しいようで。♪テケテン♪
GUY FAWKES says:
7月 7, 2017
遂にDANIELさんのコメントが先生に取り上げられたことをお祝い申し上げます。
>大統領閣下、残念ながらそれは日本への過大評価です。
清潔感のない「ク◯サンドイッチ的堂々めぐり」を平気で20年近くやってしまうわが国は
ハッキリいって、北朝鮮がいくらミサイルを撃とうが「断固として非難する」とか、「いかなる脅威にも屈しない」という
毅然とした態度を取ってみせるだけでずっとガマンしつづけるのであります。
>思い起せばもう早や12年ほど前、2005年の秋、当時の前原誠司民主党代表が、小泉純一郎自民党総裁に向って、嬉々として高らかと「改革競争」を謳い上げたときは、「あー、これはもういかん」と目眩がし、「とほほ↓」と感じたのですが、あれから干支が一回りしても、止揚がちっとも起らない。事態は螺旋的に加速度を増して落下していってます。この経路依存性たるや!
さてさて、今更ながら御二方によるこちらのご指摘と件の『経路依存性』と併せて考えた先に留意すべきでした。
現在の小池氏より5年ほど前まで都知事を務められ、『右の売国、左の亡国』の後半部でも名前が挙がった作家・石原慎太郎氏。
彼は8年ほど前の北朝鮮ミサイル実験の際にこの様なことを仰っておりました。
「こんなこと言うとまた叩けれるだろうけど、ミサイルの一発でも落とされなきゃ日本人は目を覚まさないんじゃないか?」
いやぁ石原先生、それは果実が狂いでもしない限りは日本を買い被っていらっしゃるとしか思えません。
現にその数年後には我が国の北東に『怪獣王』がやってきた後も、
然もそんなものがなかったかの様に振る舞っているではありませんか!
敗戦を否認し、経済失墜(半分以上は自業自得)を否認し、大津波も原発事故も否認した。
更に救い難いのは、その経路を本腰入れて真正面から打開しようとすると今まで以上のしっぺ返しを食らうというディレンマ。
文字通りキッチュ塗れ、そして副産物としての可燃ガスによる大炎上で草も生えないと言ったところですな。
そういえば、『時計じかけのオレンジ』も主人公の不良少年・アレックスに対する処遇をめぐって
「人間の善悪に関する諸問題を人為的に強制(矯正?)して修正しようとしてもそれは本質的な解決にはならない」
というメッセージがありましたね。
Daniel says:
7月 7, 2017
>遂にDANIELさんのコメントが先生に取り上げられたことをお祝い申し上げます。
ありがとうございます。
あはは、我ながらミーハーというか、単純だなぁと思うのですが、率直に言って、嬉しいっす。
…これからも、皆様、どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
せい says:
7月 7, 2017
三橋貴明さんのブログでは、トランプのツイートを他人事のような物言いだと危機感を募らせていましたね。確かに、お前らでどうにかしろと言うニュアンスもないではありません。しかし、丸腰の人間が、銃で脅されて、ガマンの限界にきたからといって、素手で殴りかかる訳がありません。
マゼラン星人二代目 says:
7月 7, 2017
>安倍総理の論理構造とそっくり同じ
いくら安倍アンチでも、何でもかんでも安倍さんの逆張りをすればいいというものでもないでしょう。
評価すべきものは評価できない、そんなアベノセイダー(ズ)では、いかん。(棒)
マゼラン星人二代目 says:
7月 7, 2017
>豊田(とよだ)、萩生田(はぎうだ)、稲田(いなだ)、下村(しもむら)
>萩生田(はぎうだ)
そして、原田(はらだ)のヒトラー「礼賛」発言は、これといった物議をかもすことなく、密かに葬られる。
これからはまず経済、などと言うけれど、実のところ、人々の経済(政策)への関心、その強度たるや、所詮はこの程度。
とすると、この先、安倍政権にはもう何も残ってない、「詰み」。
これはもう、「投了」しかない。
Daniel says:
7月 7, 2017
>豊田(とよだ)、萩生田(はぎうだ)、稲田(いなだ)、下村(しもむら)
まるで「この顔に注意!」という指名手配犯のようなラインナップですな。実に華やかだ。
さて、マゼラン星人二代目さんの顰みに倣えば、これは私の勝手な評価で、飽くまでイメージですが、東アジア諸国の棋譜の局面は、詰手の鮮やかな順に、
中国:とっくに詰んでいるのに、ズルして強引に駒を弾きながら指している。
韓国:既に三手詰で負け。勿論、相手棋士は北朝鮮です。
日本:十七手詰くらいまで追い込まれている。但し何故かとっても駒得の状況。
フィリピン:二十五手詰くらい。ドゥテルテ棋士、大丈夫か?
ロシア:実は棋力はないくせに、まだまだ盤上で粘っている。チェス棋士団の支援あり。
北朝鮮:飛車角落ちなのに、気迫で持将棋に。まだまだ対局が続く。但し、対韓国戦は、もう相手を詰ませたので余裕の指し手。三手詰みなのに、わざと悪手を指して相手棋士をいたぶっている。
米国:圧倒的な棋力を持つ筈なのに、対局よりも、着物がどうしたの、飯がどうしたのと、後ろで大騒ぎ。
なんて感じですかね。
と、さて。折角、先生の「対論」を買ったのに、同時に買った適菜収さんの御本にもドハマりしています。何と言っても可笑しくて!
取り敢えずここまでで一番共感したのが、適菜さんの、スタバやそれを支持する層への侮蔑・反感です。数多くの反論は全く重々承知の上で、逆張りのDANIELとして書きます!
これはどのくらい前のことですかねぇ。私も東京で何度かスタバに入ったのですが、「この店は、客を馬鹿にしている!」と憤慨し、もう二度と行かなくなりました。何よりも、コーヒーが不味い!適菜さんの仰ることは言い得て妙!「新聞紙を焦がしたような味」そのものなんです。
当時は私、アメリカ人はこれで美味いと思うんだろうが、繊細な日本人の舌は誤魔化されんぞ、と思ったものです。ところが、周りの日本人の知人友人は皆こぞってスタバが大好き。私は鼻で馬鹿にされました。
しかし節を曲げずにスタバ行きは断固拒否を続けました。けど、適菜さん公認であれば、長年の偏屈が報われたように思われ、私は嬉しい。
折角、外でコーヒーを飲むんなら、心安まる店で、美味しいコーヒーを飲みたいですよね。
マゼラン星人二代目 says:
7月 8, 2017
>実に華やかだ。
金田(かねだ)が抜けている。
「画竜点睛を欠く」とはこういうのを言うのでしょう。
Daniel says:
7月 9, 2017
そういえば、そんな人もいましたな。<マゼラン星人二代目さん
けど私、金田法相は、お粗末極まりない、大臣には不適格な人だと思う一方、正直な人だなとも思うのですよ。国会答弁の原稿なんて、みんな官僚が作っていて、それを国会で答弁してる大臣だって、本当にその内容を咀嚼しているかは疑わしい。記憶力や理解力の悪い大臣が、国会でその状況を赤裸々に表現してしまったに過ぎないわけです。舞台裏を晒すなよ、ってとこです。
実際に、行政のプロである官僚が答弁書を作らないと、ちょっと拙いと思いますよ。政治家が一知半解で、或いは信念とやらで、頓珍漢なことを、こともあろうに国権の最高機関たる国会で公にしてしまったら、只事じゃ済まんわけです。
それに、共謀罪って、それほどにヤバい、ちょっと正当な理屈の付けがたい代物だってことでもあるでしょう。
まぁ、歯舞群島を読めなかった担当大臣と、どっこいかなと。いずれにしても安倍総理が任命したんですけどね。
時に、天下のスタバ(層)を攻撃したのに、どっからも反論めいたものは来てませんね。覚悟してたのに。ということは、意外にスタバ嫌いって多いのかもしれませんね。或いはひょっとすると、特にここ、佐藤先生のブログへのご訪問者はそうなのかもしれません。
東京だと、チェーン店のコーヒーショップばっかりで、正直つまんないですよね。東京界隈では、一体どうしてなのか、いわゆる純喫茶がほぼ絶滅してしまったので、個人経営の特色ある喫茶店に巡り合えない残念さがあります。地方では結構まだ残っているのですが。
ところで、適菜さんのご著書に、ヘーゲルの弁証法に対するゲーテの批判が載っていたのには驚きました。弁証法って結構危険なものだったのか。それならば、期待するような「止揚」が起きないのも、無理はない。
また、適菜さんは、マルクスについて、「プロテスタントの予定説とヘーゲルの弁証法をベースに、歴史科学なる概念をつくり上げました。」と批判を加えています。正直これには唸った。(…正確にはプロテスタントはみな予定説ではなく、敢えて言えば「カルヴァニズム」とすべきかなとは思いますが)
並行して初めてマルクスの『共産党宣言』(正確には柄谷行人監訳の『共産主義者宣言』)をチビチビと読んでいるのですが、そこにはいきなり第一章の冒頭で、「今日に至るまで、あらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。」なんて書かれていて、口をあんぐりするほど驚嘆。これが彼の思想の、αであり、Ωなのでしょう。なるほど、階級闘争による弁証法の結果、予定説としての「プロレタリア階級の勝利による理想郷の実現」が導かれるワケか、と適菜さんの指摘に非常に納得しました。
そりゃあ重度の病気だね。
こんなんでは、望ましい止揚など起らず、結局政治がク〇の投げ合いになって、一面が肥溜め化して沈んでいくのも、ある意味納得できるわ、と思いました。
昔から、相手と同じ土俵に立ってはいけない、馬鹿を相手にするとこちらまで馬鹿になる、最近では、小池を見つめているとこっちまで逆賊になる、などというのも、〇ソが飛んでくるのに、こちらもク〇を投げ返すとどうなるかを見れば、誠に頷ける話です。
味噌の良さを競い合うような精神性を持たないと、善き弁証法など、現れるべくもないのですね。
マゼラン星人二代目 says:
7月 9, 2017
本当のところ、法律の読み方なんて知りません。将棋のさし方ともども。
でも、あの余りにも強引な国会運営を見て、「こいつは臭い」という(それこそ)印象が人々の脳裏に拭いがたく植えつけられる。
そうなった時点で、政治家としては負け。もう取りかえしがつかない。
何もかも後の祭、「悟性」に何を訴えようが無駄。
「理性」の正しい導きに邪魔されて、何もかも雑音にしか聞こえない。
その行きつく先が、「こんな人たち」の大量増殖というわけです。
そういうわけで、タペストリーの完成度を高めるうえでは、やはり、「金田(かねだ)」による補完はどうしても欠かせないのです。
Daniel says:
7月 9, 2017
反対はしません。
※「余りにも強引な国会運営」って、近年多過ぎて、逆に私が不感症になってたかもしれませんね。
さて、国会での詭弁って、昔からありましたが、決定的に質が落ちたのは、小泉以来と思います。私に言わせれば、あのおっさんは、悪魔そのもの。我が国には、本当は何の関心もなかったのだと思いますよ。だからあんな悪戯けた国会答弁を連発したのだと思います。尊重心、というものの欠片もない。
一番驚くべきことは、当の日本国民が、彼を熱心に、熱狂的に支持したことです。私には、みんな狂ってるとしか思えませんでした。そして、そんな小泉の下で育てられてきたのが、今の安倍総理です。そんな男を、私が支持するわけがないじゃないですか。
早く、暮したこともない長州に帰って、田んぼでも耕した方がいい。己のタワケさ加減が、良く分ると思いますよ。
私は、生れた頃には既に旧田中派支配の最中でした。小渕政権まで、それは続いた。奴らからは、何かしら土の匂いがしたものです。土だから、都会の人間には何だか汚く映ったかもしれません。
けど、「今はラピュタがなぜ亡びたのか、私、よくわかる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。「土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬をこえ、鳥とともに春を歌おう。」どんなに恐ろしい武器を持っても、沢山のかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」byシータin天空の城ラピュタ
です。今後、私の支持する総理が出るとしたら、それは、土の匂いのする総理でしょう。
これは、滅びゆく者の挽歌ですか?
※私は、頭の出来には大差がありますが、中野剛志さんを心情的にも強く支持するのは、多分、生育環境に共通点があるからだと思います。中野先生は、リサイクル業者の息子、私は、百姓の息子です。共に成長する日本経済の犠牲となって、絶対的に国民に必要な生業を担っているという自負がありながら、しばしば政府の取引の道具、材料となって、時には生活を脅かされるほど呻吟してきました。切らば斬れ。但し、日本からは確実に、人と神が死んでいくのです。
Daniel says:
7月 9, 2017
佐藤先生、やっぱり気になったので、質問します。
>ところで二行目の anything better は
本当なら nothing better にすべきではないかと思われますが
のくだりですが、実は私、先生の仰る意味が文法的に分りませんでした。
たま~にですが、私はいっぱしの英語使いであるように、周りに振る舞うことも正直なくはありません。結構勉強してきたつもりですし、一年間とはいえ、頑張って実際にアメリカで暮しましたもの。
けど、済みません、分りませんでした。ちょっと、仰る意味を、教えていただけませんか?
SATOKENJI says:
7月 9, 2017
Does this guy have nothing better to do with his life?
か
Doesn’t this guy have anything better to do with his life?
でないと
本来おかしいのでは、ということです。
トランプのツイートを忠実に訳すと
北朝鮮はさっき、またミサイルを撃ちやがった。
あの男に聞きたいんだが、
人生、(ミサイル発射より)もっとマシなことをやろうとでも考えているのか?
となりますので。
Daniel says:
7月 9, 2017
あっ!!
分りました。。確かに。。う~ん、、マジ赤面です。涙目です。凄く恥しい。なかったことにしてほしいくらい。。皆さん、罵倒して下さい。
先生、済みません、ご解説ありがとうございました。
(※私的には、“Doesn’t this guy have anything better to do with his life?”の表現の方が好きです)
SATOKENJI says:
7月 9, 2017
まあ、まさか大統領がこのレベルのミスをするとは普通、誰も思いませんので・・・