なかなか詳細が公表されず
しかもテーマから(仮)が取れなかった
例の討論番組
「安倍政権への進言・諫言(かんげん)・提言」ですが。
ようやく確定しました!
パネリストの数が7名と
ふだんより1名少なくなっていますが、
そんなことはどうでもよろしい。
このテーマで討論をやる気になった
水島社長の勇気を
まず讃えたいと思います。
あとはどこまで突っ込んだ内容にできるか、ですね。
草莽が今後、どれだけ桜を信頼するかは
討論の出来によって、かなり変わってくるでしょう。
茶番じみた内容だったら逆効果です。
親愛なる水島社長、
かつて福田恆存さんが、
こんな内容のことを語ったのをご存知でしょうか?
ちゃんとした言葉と
論理を持って語るのであれば、
自分とは違う主張であっても、私は認める。
私を苛立たせるのは
いい加減な思考に安住して恥じない態度であり、
そこにうかがわれる自己欺瞞である。
私は長らく社長のことを、
意見や発想は(けっこう)異なるにしても
筋の通った、男気のある人物と思って尊敬しておりました。
ただし。
上記の評価は、7月12日の討論
「異変? 日本文化の現在」で、
あなたが見せた態度には適用されません。
ハッキリ言っておきますが、
あの振る舞いは
公正さを欠いた恥ずべきもの
と、今なお思っております。
公正さを欠いた態度を平気で取る人間のことを
ふつうの日本語で何と呼ぶか、
これは言うまでもありませんね。
そしてこの印象が、
多くの視聴者にも共有されていることは、
たぶん、あなたもご存知でしょう。
7月18日の「直言極言」が
遠回しな和解のシグナルだったのだろうということは
私とて理解しております。
しかし現政権にたいして
明確に筋の通った態度を取らないかぎり
問題の本質的な解決とはなりません。
さあ、名誉回復のチャンスです。
越えねばならないハードルが何かについては、
「水島社長に、冷徹な愛をこめて part2」(7月27日配信)
「水島社長に、冷徹な愛をこめて part3」(同)
「言葉の通用しない政治 part1」(7月29日配信)
「言葉の通用しない政治 part2」(7月30日配信)
などで申し上げましたので、
ここでは繰り返しません。
ついでに安倍政権が、
現在のような状態になるにいたったメカニズムについても、
「残酷な愛国のテーゼ」(7月29日配信)
「アベター®の誕生 part1」(7月30日配信)
「アベター®の誕生 part2」(7月31日、12:00配信)
で、寓話的に論じました。
「エヴァンゲリオン」を知らないので
分かりにくいという方もいるでしょうから、
8月1日と8月2日には
「アヴェンゲリオン解題」として、
この話からSF的要素を取り去り、
現実の世界に戻すとどうなるか?
という話をやります。
討論では当然、
これを越えるような
鋭く深い論議が展開されねばなりません。
いよいよ正念場。
社長はじめ、
パネリストのみなさんのご健闘を
心よりお祈り申し上げます。
蛇足ながら
運営からの情報によると
このサイトへのアクセス、
東京では渋谷区が目立つとのこと。
これからもハイペースで更新してまいりますので、
引き続きご覧下さい。
直言多謝。
ではでは♬(^_^)♬
6 comments
梅毒 says:
7月 31, 2014
うーん・・
パネリストのメンバーを見る限り、西部さんぐらいしか期待できませんね。
その西部さんの発言を遮る社長の姿が目に浮かびます・・
taiseiyou says:
7月 31, 2014
私は佐藤さんのファンであり著書もたくさん読ませて頂いております。
「異変?日本文化の現在」にて水島さんの対応は第三者から見ても違和感があり、また佐藤さんの安倍政権の言葉への批判と言う主張もよく理解できます。
が、しかし私は水島さんの心情もよく分ります。
水島さんはこの国の現状を憂いて、私財をなげうってチャンネル桜を立ち上げて命がけで行動しています。
その間絶望的な民主党政権がありましたが、その後奇跡的に安倍政権が出来たことは、自分のすべてを賭けた行動の光明だったことは間違いないと思います。
また安倍晋三以外でこの国を託すべ人材が皆無であることも大きいと思います。
そんなことは佐藤さんも重々承知しておられるでしょうが、一番理解されていないのは年齢からくる思考です。
人間60歳を過ぎますと、そろそろ人生の終着点を考えるようになります。
残された時間を考えるようになります。
自分が人生の後半においてすべてを掛けた行動で、残り時間も見え始めた60代後半にさしかかって、やっと出て来た安倍晋三という希望の星に思いを託す水島さんの心情は、40代の佐藤さんには中々分らないと思います。
人間は感情の動物です。
保守派の中には精神的に未成熟で、呆れるような稚拙な言動をしている人もいるようですが、佐藤さんには
是非、何度も言いますが60代後半になって自分のすべてを賭けた水島さんの思いを理解してあげて協力していただくようお願い致します。
七氏 says:
7月 31, 2014
「表現者スペシャル」を封印している限り、チャンネル桜に大きな期待はできないでしょう。
akkatomo says:
7月 31, 2014
老人の思いを達成する為に国を滅ぼして何の意味があろう
天下国家の前には私人の事情などつまらぬものだ
老兵語らず、ただ消え去るのみ
プー太郎 says:
7月 31, 2014
個人的にはいつか中野さんに復活してほしいです。
討論「思想・論壇に新しい潮流は生まれたか?」のあたりが桜のピークだった気がします。
あの討論もある一人を除いてすごく良かったです。
あのあと、安倍政権を巡って桜が錯乱し始めたのも、保守ビジネス大好きな某自称保守たちが「保守分断だ!スパイだ!シナゲロだ!馬鹿だ!」とか言って、言論封殺したことが一因ではないかと思っています。
そのくせ、自分たちがちょっとでも反論されたら「思想警察やめろ!」と開き直るわけですから、もうなんでもありです。
頓珍漢 says:
8月 1, 2014
私はグローバル(小泉ライオン)に異を唱えてch桜を造ったんだ(?)と思ってました。