さてさて、

例の討論番組

「安倍政権への進言・諫言(かんげん)・提言」

ついに放送されました。

 

この討論、ネットでは評判がよろしくないようです。

「DANCING WRITER」にも、

KAVACH さんより次のコメントが来ました。

いわく、

 

件(くだん)の桜討論、一応目を通しましたが…。
自分にはまさしく非実在総理®を語り合う会に見えてしまいました。

残念どころじゃねぇな。

 

コメント全文をご覧になりたい方は

8月2日配信の記事

「アヴェンゲリオン解題・補足」をどうぞ。

 

たしかに、そういう見方もあるでしょう。

しかし、

本当のことを言えば

私は非常に面白いものを感じました。

 

水島社長の勇気を

大いに讃えたいと思います。

 

で、

何が面白かったか、ですが。

 

これを理解していただくには、

福田恆存さんの次の言葉を紹介しなければなりません。

 

われわれが自他の言動について

その真偽正邪を判断する唯一の基準は

力強い明快さということです。

 

それがいかに正しい内容を持っていたとしても、

もしもそこに明快とは反対なもの、

すなわち鈍重で陰鬱なひびきがあるならば

それはどこかで必ず間違っているのです。

 

もっとも必要なことは、

語調と表情の美を感じるだけの

耳と目を持つことです。

 

信じうるのは、自分の目と耳だけではありませんか。

(「青年について」より。『平和論にたいする疑問』収録)

 

つまり、いかなる発言であろうと

言葉の内容だけを見るのではなく

発言者がどのような語調と

どのような表情で語っているかに

注目しなければならない。

 

発言の場の雰囲気にも

むろん注目する必要があります。

 

どんな雰囲気のもと、

どんな顔と

どんな口調で語っているか。

 

それによって、発言の意味は変わってくるのです。

 

そしてこの視点から見るとき、

こんなに面白い討論も珍しい!

期待以上!!

 

この話、まだ続きます。

ではでは♬(^_^)♬