少し前の話になりますが
小沢一郎さんが記者会見で
こんなことを語りました。
だんだん、安倍さんのツキがなくなってきている。
記事によれば小沢さん、
沖縄県うるま市の沖合に米軍ヘリが墜落したり、
相模原市の米軍補給基地内で爆発が起きるなど
米軍が関係したトラブルが立て続けに起きたことに言及し、
安全保障関連法案の審議中だけに、
「こういう時に事故や爆発が起きるのは、ツキがなくなっている証拠だ」と述べたとか。
いわく。
人生は、いい時には何をやってもいいが、
悪くなると何をやってもだめになる。
人間みなそうだ。
今(のタイミングで)、
ヘリの事故が起きたり、
米軍施設で爆発事故が起きる必要はない。
だんだん、行き着く先が見えてきているような気がする。
なるほど、なるほど。
しかし、ちょっと気になる点が。
起きる必要のない惨事が起きるのはツキがなくなっている証拠という、
小沢さんの主張が正しいと仮定しましょう。
すると1995年、
村山政権下で阪神大震災が起きたことはどうなるか。
2011年、
菅政権下で東日本大震災が起きたことは。
どちらについても、
1)じつは起きる必要があった。
または
2)それぞれの政権のツキがなくなってきていた証拠である。
ということになると思うのですが。
あるいは天津で起きた大爆発は?
ちなみに天津市政府は
この爆発の跡地に「海港生態(エコ)公園」なるものを建設するとか。
公園内の芝生に、
犠牲になった消防隊員を称賛する彫刻などを設置し、
歴史の教訓を明記する
のだそうです。
どうも東アジアは全体にツキがなくなっているのかも知れませんね。
そういえば村山元総理、
抗日戦争勝利70周年記念行事に出席する予定だったものの、
現地で体調不良を訴えて入院されたとか。
その後、どうなったのでしょう。
気になるところです。
ではでは♬(^_^)♬
2 comments
ann says:
9月 14, 2015
ツキバリバリあるじゃない!シナのバブル弾けたじゃないの。
経済的な失政全部そこにおっ被せられるじゃないですか。どうせそういうこと言い出しますよ。
もう天気のせいにしなくてもいい訳だから。
柿崎 says:
9月 18, 2015
以前コメントをさせて頂いた者です。
実はその後もずっと拝見致しておりまして、何度もコメントさせて頂こうかと下書きはしたことがあるのですが、いずれも投稿するには憚られまして。
と言いますのも、何を書いても半分は自分に帰ってくるブーメランに感じられまして。
また、前回の投稿も、その後見直しますとやたら上から目線の失礼な文章でして申し訳ございません。
その恥ずかしさもあり控えておりました。
ただしばらく記事が途絶えているご様子に少し心配となり、アルコールの力を借り、恥ずかしながらまた現れました。
あまり本は読まない方ですが、愛国のパラドックスは読ませて頂きました。
ほぼ同時期に佐伯啓思先生が従属国家論という同様のモチーフの本を上梓されたのが興味深いです。
日本は今そういう時期なのだと思います。
つまり現在、日本は非常に重要な分岐点にいるように思われるのですが、メディアでもネットでも相変わらずの親米=保守=体制派、反米=サヨク=反体制派という不毛な構図での論争が中心となっているように見受けられます。
特に今、世間では安保法案に関して賛否喧しいですが、私の見る所、内容に関しては全肯定も全否定も出来ない複雑なものに思われます。
もし宜しければその辺りに関してのご意見を伺えれば幸いです。