靖国へのKY参拝、

委員長から打ち切りを食らったBW(文脈分からない)答弁につづいて

稲田朋美防相

またまたやってくれました。

 

今回はWW(訳分からない)答弁です。

 

WWと言えば

今夏公開予定のハリウッド映画

『ワンダー・ウーマン』の略称でもありますが

これはどちらかというと

もう笑うしかない、というWWですね。

 

映画の予告編はこちら。

 

ご存じのとおり、

防衛省は今月7日

南スーダンのPKOに派遣された陸上自衛隊部隊

昨年7月に作成した日報と、

それに基づいて陸自中央即応集団が作成した

モーニングレポートを公開しました。

 

ちなみに同省は当初、

日報の開示要求について

すでに破棄した

と返答していたので

隠蔽工作をしていたか、

でなければ文書管理がよほどズサンか

のどちらかということになりますが、

それはとりあえず脇に置きましょう。

 

問題は日報に

ジュバ市内の宿営地周辺で「激しい銃撃戦」や「砲弾落下」があった

と記されていたうえ、

「(大統領派と前副大統領派)両勢力による戦闘が確認されている」

「宿営地周辺における流れ弾や突発的な戦闘への巻き込まれに注意が必要」

とまで明記されていたこと。

モーニングレポートには

今後、想定されるシナリオとして

「ジュバでの衝突激化に伴う国連活動の停止」

まで挙げられていたそうです。

 

関連記事はこちら。

 

政府は今まで、

この武力衝突について、

 武器を使っての殺傷や物を破壊する行為はあったが、戦闘行為ではなかった

と説明してきました。

 

稲田防相自身、

衆院予算委員会で

これは戦闘ではなく「衝突事案」である

という趣旨の答弁をしていたとのこと。

 

関連記事はこちら。

 

すでに十分、WWではないかという気もしますが、

現地部隊の日誌に「戦闘」とハッキリ書いてあったとなると

話は洒落にならなくなる。

 

紛争当事者間での停戦合意の成立

という、PKO参加の原則に反することになりかねないからです。

 

裏を返せば

政府は戦闘があったと認識していたのに

自衛隊をスーダンから撤収させたくなくて

国会でウソをついていたのではないか、ということになりかねない。

 

しかるにわれらがワンダーウーマン・・・

じゃなかった防衛大臣、

さらなるWWへと踏み出すんですね。

 

一般的な辞書的な意味で戦闘という言葉を使ったと推測している。

法的な意味の戦闘行為ではない。武力衝突だ。

 

としたうえで、

こう述べたのです。

 

なぜ、

法的な意味における戦闘行為があったかどうか

にこだわるかと言いますと、

これは『国際的な武力紛争の一環として行われる

人を殺傷し又は物を破壊する行為』が仮におこなわれていたとすれば、

それは憲法9条上の問題になりますよね? 

そうではない、

だから戦闘行為ではないということになぜ意味があるかと言うと、

憲法9条の問題にかかわるかどうかということでございます。

その意味において、戦闘行為ではないということでございます。

 

この答弁、別の報道ではこうなっていました。

 

事実行為としての殺傷行為はあったが、

憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、

武力衝突という言葉を使っている。

 

関連記事はこちら。

および、こちら。

ついでに、こちら。

 

防相が機転の利く人物でないことは

2月4日の記事

「稲田防相のBW(文脈分からない)答弁」でも触れましたが

ここまでくると

自分の言葉が何を意味するか、もっと考えてからしゃべってくれ!!

という感じです。

 

つまりですな、

防相の言わんとしていることは、

以下のごとく好意的に解釈すれば、一理ないわけでもないのですよ。

 

1)自衛隊の行動は、憲法をはじめとする諸法制によって、さまざまな制約が加えられている。

2)しかし自衛隊も、国際的な平和の維持にもっと積極的に貢献する必要がある。

3)本来なら憲法をはじめとする法制を見直すべきなのだが、それは容易ではない。

4)ゆえに自衛隊の行動を規制する事柄については、法的な意味をきっちり定義する必要がある。

5)そのように定義された意味は、一般的な用法とは異なる場合がある。

6)よって現地部隊の日報に「戦闘」と記載されていても、

 「PKO参加の原則に反するので即座に撤収しろ」という話には(必ずしも)ならない。

 

しかし防相はそうは言わなかった。

 

戦闘があったと認めてしまうと、

憲法上の問題が生じて、都合が悪い。

だから戦闘は起きていないことにする。

 

こう受け取られても仕方がないというか、

報道から判断するかぎり、

そうとしか受け取れない言い方をしてしまったのです。

 

・・・私の記憶が正しければ

稲田防相は憲法改正論者だったはず。

いったいいつから憲法を現実の上に置くようになったのですかね?

 

だいたいこれは

平和憲法が守られてさえいれば、現実認識はどんなにお花畑でもいい

と構える点において

一部では絶滅すら危惧されている左翼・リベラルの発想と瓜二つではありませんか。

 

・・・してみると昨日の記事

「左翼・リベラルに同情せずにはいられない話でご紹介した

左ってもう無くなっていると思うけど、右の人たちの頭の中だけで存在(する)

というフレーズにも、

じつは深い真実が隠されているのかも知れません。

すなわち。

 

左翼・リベラルが絶滅危惧種になるほど衰退したのは

彼らの発想が保守の頭の中にすっかり入り込み、

その言動を支配するにいたったからではないのか?!

 

ヾ(℃゜)々\(◎o◎)/!!!保守、それは左翼である!!!\(◎o◎)/(゜◇゜)ガーン

 

だ・か・ら、

『右の売国、左の亡国』というのですよ。

 

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とはいえ稲田さんこそ、

まさに日本のワンダーウーマンと呼ぶにふさわしい方。

次はどんなWWを見せてくれるか、

楽しみに待とうではありませんか。

 

W(^_^)\(^O^)/wwこの世はすべて宇宙のジョークww\(^O^)/(^_^)W

 

ではでは♬(^_^)♬