前にもこのブログで取り上げた

アメリカの悪役俳優、デイヴ・ベッシオさんが

しゃれたツイートをしていました。

 

いわく、

 

恐怖(FEAR)とは何か。

False

Evidences

Appearing

Real

の頭文字だ。

 

False Evidences Appearing Real とは

日本語にすれば

本当には存在しない(悪い変化の)証拠

現実のものと錯覚すること。

 

なかなか鋭い指摘ではないでしょうか?

 

「私は今まで、数々の災難に見舞われてきた。

それらの災難の中には、実際に起きたものすらある」とは、

ベンジャミン・フランクリンの名言です。

 

つまり恐怖とは

物事を実際以上に悪く受け取ってしまう心のあり方

なんですね。

 

はたせるかな、ホラー映画には

怪物の影は、つねに怪物そのものより大きい

という鉄則があります。

 

怪物を怖く見せたければ

直接的な描写は最小限にして、

間接的に恐怖を煽るべし、ということ。

 

この方法論に徹して傑作となったのが、

ご存知「エイリアン」です。

 

してみると、国のあり方を考える際も

正当な不安、ないし懸念と

物事を実際以上に悪く受け止める恐怖とを

区別する必要があるでしょう。

 

なおベッシオさんについては、

10月24日の記事

「アメリカの悪役俳優との会話」

(「ダンスと個人的な話」カテゴリー)もどうぞ。

 

ではでは♬(^_^)♬