記事のタイトルの由来について。

今は昔の1980年代、

韓国を旅行していた私が

ソウルの街角で見つけた映画ポスターのタイトルです。

 

帰ってきたターミネーター!

 

このときは最初の「ターミネーター」が評判となっていただけで

「ターミネーター2」の話さえなかったのですから(※)

いや、仰天しました。

 

(※)続編製作の権利を複数の会社が共同で持っており、

かつそれらの会社同士の関係が悪かったため

そもそも続編をつくれるかどうか、1990年前後までは分からなかったそうです。

 

・・・タネ明かしをしますとですな、

「帰ってきたターミネーター」、

イタリア映画「VENDETTA DAL FUTURO」(未来の復讐)の韓国公開題。

 

英語題は「HANDS OF STEEL」(鋼鉄の腕)

または「ATOMIC CYBORG」(原子力サイボーグ)。

日本では「片腕サイボーグ」と呼ばれています。

 

それが「帰ってきたターミネーター」ねえ・・・

 

配給業者のキワモノ魂

マジで感じ入ったのをおぼえていますが、

今週金曜、ターミネーターは本当に帰ってきます!!

 

映画版最新作「ターミネーター新起動〈ジェニシス〉」が公開されるのですが、

かのアーノルド・シュワルツェネッガー

2003年の「ターミネーター3」いらい、

12年ぶりにターミネーター役をやるのですよ。

 

公式サイトはこちら。

 

・・・というと、

「ターミネーター4」でもワンシーン出演していたのでは?

と思われる方もいるでしょうが、

あれは「ターミネーター」に出た際のシュワルツェネッガーの映像を

別のボディビルダーの身体とデジタル合成してつくったもの。

 

当時、カリフォルニア州知事だったシュワルツェネッガーは

公務優先で出演しなかったのです。

 

「ターミネーター新起動」、

一足早く、試写で観てきましたが

エンターテインメントとしても面白いだけでなく

〈保守〉についても考えさせる内容になっている。

 

実際、日本での宣伝スローガンは

「未来を、取り戻せ」です。

 

こちらについては

本日配信の「新日本経済新聞」で書きましたので、ぜひどうぞ。

9:00ぐらいからご覧になれるでしょう。

 

またターミネーター・シリーズについては

「夢見られた近代」でも

さらに詳しく論じています。

よろしければ、こちらもどうぞ!

 

夢見られた近代

電子版もご用意しています。

 

ではでは♬(^_^)♬