みなさんおなじみ、英語化推進によって

日本人はだんだん

母国語である日本語、

とくに漢字が読めなくなっていると言われます。

 

少し前まで、洋画といえば

(子供向けの作品を別として)字幕上映が普通でしたが

今やハリウッド系の大作を中心として

吹き替え上映が目立っているのも

その表れかも知れません。

 

字幕を読むスピードが落ちたせいで、

吹き替え版でないと楽しめない観客が増えているのではないでしょうか。

 

だとしても、

北方担当大臣が

北方領土の名前を読めないとなると

話はいささか深刻です。

どうぞ。

 

島尻氏 歯舞「えー、何だっけ」 会見で読めずに…

 

島尻安伊子沖縄・北方担当相は9日、

閣議後の記者会見で、

北方四島の一つである歯舞(はぼまい)群島について発言する際に

「歯舞」を読めず、言葉に詰まる場面があった。

島尻氏は昨年11月、北海道根室市を訪れて対岸の歯舞群島などを視察している。 

 

島尻氏は会見の冒頭、

北方領土の元島民らでつくる

「千島歯舞諸島居住者連盟」が取り組む

「北方領土ネット検定」の活動を資料を見ながら紹介。

 

団体名に言及する際に

「はぼ、えー、何だっけ」

と一瞬考え込み、

秘書官に「はぼまい」と助け舟を出され発言を続けた。

記者から「検定の初級編を受けた点数は」と聞かれると、

島尻氏は「恥ずかしくて言えない」と言葉を濁した。

 

政府関係者は

「資料は『歯』と『舞』の間で行が変わっていて、読みにくかった」とフォローした。

 

元の記事はこちら。

 

そりゃ、恥ずかしいですね。やっぱり。

とはいえ、大臣ばかりを責めるのはかわいそうかも知れません。

日本人の日本語能力が衰退しつつある昨今、

歯舞(はぼまい)

色丹(しこたん)

国後(くなしり)

択捉(えとろふ)

を、正しく読むことを期待するほうが

無理難題ではないでしょうか?

 

そこで!

 

島尻大臣でも簡単に読めるよう、

北方領土の読み方を変えることを

私は提案したいと思います。

 

まず歯舞は、

「はぶ」または「しぶ」。

「はまい」「しまい」も悪くない。

 

色丹は「いろたん」でしょうね。

国後は「くにあと」か、でなければ「こくご」。

択捉は「たくそく」でどうでしょうか?

 

はぶ、いろたん、くにあと、たくそく。

 

これなら大丈夫でしょう!

 

そういえば、最近あまり聞かないものの、

北方領土の還る日 平和の日

というスローガンがありました。

政府公報などでよく使われたものです。

 

それにならえば

北方領土の読み方を変える日 大臣にとって平和な日

でありましょう。

 

ではでは♬(^_^)♬