デフレ脱却が

目の前、もう目の前、ホントに今度こそ目の前‼️

と言われつつ

いつまでも達成されない極東某国では

緊縮財政は取らず、経済成長によって税収を増やすことで財政を健全化する

という、じつにまっとうな発想が

「雨乞い」

になぞらえられたことがあります。

 

し・か・し。

 

極東某国の事例など、これに比べればまだヌルい。

どうぞ。

 

通貨急落のザンビア、大統領が国民総動員し「神頼み」

 

【AFP=時事】アフリカ中部ザンビアの

エドガー・ルング(Edgar Lungu)大統領は(10月)18日、

自国通貨の急落を「癒やす」ことを願って神に祈りをささげた。

ルング大統領は前もってこの日を

「不況脱却のため全国民が祈る日」と定めており、

全土でバーが休業し、サッカー国内リーグの試合も全て中止された。

 

元の記事はこちら。

 

何でもザンビアの通貨「クワチャ」は今年に入り、

対ドルで45%の下落とか。

この下落率、世界の155通貨の中でも最悪だそうです。

 

かりにここで

「通貨の下落が通貨の向上に寄与するようなウルトラCを含め検討したい」

などという発言がなされれば

話はふたたび、極東某国に戻るのですが

ルング大統領にはもっとスゴい秘策がありました。

つまり神頼み。

記事の続きをどうぞ。

 

(10月)18日、ルング大統領は集まった約5000人の国民を前に

「神はわれわれの嘆きを聞き、われわれの罪をゆるしてくださる。

そして必ず、この国を深刻な社会・経済危機から救ってくださる」

と語り、

さらに「優れたアイデア」を持つ者は名乗り出て政府を支援するよう呼び掛けた。

 

おっと!

何かにつけ「国民会議」やら「有識者会議」にこだわる極東某国と

妙に似てきたではありませんか。

 

これぞ「一億総活躍社会」ならぬ

「全国民祈祷国家」。

英語では「ノデプバック(NODEPBAC)」となります。

NATION OF DYNAMICALLY ENGAGED PRAYER BY ALL CITIZENS の頭文字ですよ。

 

とはいえ、さすがに異論もあったらしい。

 

経済危機の原因に直接対処せずに

「祈りの日」で国民をごまかそうとしていると、

ルング大統領を批判する声もある。

これに対し、アフリカ聖書福音協会の司教は18日の集会で

「聖書には、金と銀は神に属すると記されている。

わたしたちが祈れば、神はわが国の経済を立て直してくださる」

と反論した。

 

信じる者は救われる!

 

もっとも極東某国は

キリスト教国家ではないのでこの手は使えません。

残念でした。

 

でなければ、ノデプでバックできたのにねえ。

ではでは♬(^_^)♬