パリでおきたテロ事件は

世界を震撼させましたが

続いて緊迫しているのがベルギーのブリュッセル。

 

同様の事件が起きる恐れがあるとして

警戒レベルが最高度に引き上げられています。

 

11月21日にはすべての地下鉄駅が封鎖。

22日には一斉摘発が行われ、

16名が拘束されたそうです。

 

し・か・る・に。

 

ここでなかなか楽しいことが。

 

一斉摘発に際し、

現場の画像や警察の行動に関する投稿

ソーシャルメディアに相次いだらしいんですね。

 

これでは情報がテロリストに筒抜けになる!

 

憂慮したスティーブン・ファンデプト国防相

ツイッターでこう呼びかけました。

 

警察は、ソーシャルメディアに警官らの動向を投稿しないように要請しています。

みなさんの支援とリツイートをお願いします。

#BrusselsLockdown(ブリュッセル封鎖)。

 

すると、何が起きたか?

記事をどうぞ。

 

すると、市民らは現場の写真や警察の行動の詳細を投稿する代わりに、

ネコの画像を投稿し始め、

「#BrusselsLockdown」のハッシュタグは瞬く間に拡散した。

 

ソーシャルメディア専門家

マテウシュ・ククルカ(Mateusz Kukulka)氏(@Mateusz)が

ツイッターへの投稿で説明したところによると、

最初にこのアイデアを思い付いたのはオランダ放送協会(NOS)のカメラマンで、

「ブリュッセルでの警察動向のツイートの代わりに、

僕らのネコ、モーツァルトの写真をどうぞ」と投稿したという。

 

 記事全文はこちら。

 

中には「スター・ウォーズ」の帝国軍兵士が

ネコにまたがってパトロールしている画像も。

実物を見たら、こんな文章がついていました。

 

見よ! 外国の諸君、

わが国はこうやってテロと戦うのだよ。

連中に勝ち目などない!

われわれにはネコがいるのだ!

 

#BrusselsLockdown ならぬ

#BrusselsCatdown というハッシュタグをつけたくなりますが

ソーシャルメディアのタイムラインをネコたちが占拠している間に

街頭では警察による一斉摘発が行われているというのも

思えばシュールな話ではないでしょうか。

 

ベルギーはかのシュールレアリズム画家

ルネ・マグリットの故国。

彼ならブリュッセル・キャットダウンから

すごい絵を描いたかも知れませんよ。

 

ではでは♬(^_^)♬