KADOKAWA のメルマガ「踊る天下国家」

第10回が2/11の8:00より配信されます。

 

今回のテーマは

「テロに屈しないという現実逃避〜政府と野党の欺瞞の構造」。

 

え? テロに屈しないのが現実逃避?

そう思われる方もいるでしょう。

 

じゃあ、テロに屈しろと言うのか?!

そう反発される方もいるでしょう。

 

むろん、テロに屈しないというのは

それだけを取るかぎり、現実逃避ではありません。

 

しかし物事の持つ意味合いは往々にして、

周囲の状況というか、

文脈によって変わってきます。

 

そして戦後日本のあり方という文脈を踏まえて考えるとき、

「テロに屈しない」と主張するのも、

じつは現実逃避になりかねないのではないか、と指摘したいのです。

 

ただしこれは今回のイスラム国人質殺害事件をめぐって、

政府の対応を批判する人々の主張が正しいということを意味するものではありません。

 

そちらもそちらで

現実逃避に陥っているように思われます。

対立しているはずの立場が、そろって現実逃避というのですから、

つまりはふたたびパラドックスですね。

 

もとよりテロの問題について、

これ、という明快な解決策が存在しないのは

「テロとの戦い」の一環だったはずのイラク戦争が、

イスラム国を生むきっかけとなったことが示す通り。

 

だとしても、現実に直面するふりをしつつ

じつは現実逃避をやっているというのでは困ります。

湯川さんや後藤さんも浮かばれないでしょう。

 

では、どうすればいいのか?

それを考えてゆきたいのです。

ぜひご覧下さい。

 

というわけで、こちらをどうぞ!

 

なお今回の記事は、

前回の「日本よ、自己欺瞞をやめろ!〜イスラム国の拘束事件をめぐって」とも

密接に関連しています。

ぜひ、あわせてご覧下さい。

 

前回記事はこちらです。

 

そして戦後日本の抱えるパラドックスについては、もちろんこれを。

 

「愛国のパラドックス」。

 

おかげさまで、

amazon のイデオロギー部門では16日間、連続1位を記録しています。

 

ご注文はこちらをクリック。

 

ではでは♬(^_^)♬