昨日のブログでは
ツイッターを通じてドラキュラ伯爵(の代理人)と交わした会話をお伝えしましたが、
本日はこの方をご紹介します。
デイヴ・ベッシオ(DAVE VESCIO)さん。
私がフォローしているだけでなく、向こうも私をフォローしてくれています。
で、ベッシオさんとは何者か?
主に悪役で知られるアメリカの俳優。
ウィキペディア英語版より抜粋します。
デイヴ・ベッシオ。本名デイヴィッド・アレン・ベッシオ。1970年6月24日生まれ。
兵士やフォトジャーナリストを経て、アトランティック・シアター・カンパニーで演技を学び、
2005年より俳優に。
映画やテレビにおける悪役の演技で知られる。
代表作:「ロスト・ソウルズ」「生けるマネキンの館」「空中激突」など。
日本では公開されそうにない感じのタイトルが並んでいます。
軍隊時代はドラッグをやっていたとかで
それにより逮捕され、服役した経験もあるとか。
しかしマカロニ・ウェスタンの名悪役だった、リー・ヴァン・クリーフさんいわく。
「悪い役であればあるほど人間的だ」
こういう俳優さんには、二枚目やヒーローばかりやっている人にはない味わいがあるもの。
だいたい、かのハンフリー・ボガートだって
はじめのころは悪役ばかりやっていたのですぞ(本当です)。
今となっては、「カサブランカ」のリック・ブレイン役の印象が強いものの、
あのキャラクターだって、いろいろ陰のある男でした。
ベッシオさん、
フォロワーにいろいろ質問するのが好きな人。
「好きなアクション俳優は誰だ?」
「論議を呼んだ映画で好きなものは何だ?」
「好きなホラー脚本家は誰だ?」
などなど。
で、面白い返答は「お気に入り」に登録してくれるんですね。
ちなみに先の質問にたいする私の答えは順番にこうです。
「ジャッキー・チェン。アクションにかけて中国人の右に出るものなし」
「ジャン=リュック・ゴダールの『中国女』。作品が論議を呼んだだけでなく、登場人物が議論ばかりしているので」
「ローレンス・D・コーエン。『キャリー』のシナリオを書いて、別名で『悪魔の赤ちゃん』を撮った」
(注:じつはコーエンさん、「ラリー・コーエン」という別名のほうがよほど有名なのですが、わざと知られていないほうの名前を使ったのです)
これらの答え、すべて「お気に入り」登録済み。
さて。
数日前、ベッシオさんがこんな質問をツイートしました。
「オレが主演した映画のポスターなんだが、パッと見て浮かんだ感想を言ってくれ」
ポスターこちら。
目をむいているヒゲ面の男が、むろんベッシオさんです。
だから、こう返信してあげました。
「カワイイ。って、あんたの抱いているネコが、だよ」
ベッシオさんがこの返答を「お気に入り」に登録したことは言うまでもないでしょう。
ただし私も、たんにギャグで返信したわけではありません。
この映画、「失われた魂 私を永遠に忘れないで」というタイトルで
ポスターの下半分には少女のシルエットがあしらわれている。
ネコは少女の魂の生まれ変わりではないかと思ったのです。
しかしデイヴ・ベッシオ、骨のある男。
今日のツイートにはこうありました。
若いやつらに、犯罪は絶対に引き合わないと教えたい。
オレは自分で経験したから、あの世界がどんなものか分かっている。
だから本当のことを世界中に伝えてやりたいんだ。
私の返信。
「社会に貢献しようとする姿勢に敬意を表したい。ただし犯罪は引き合わないというが、政治はどうなんだ?」
ベッシオさんの反応が待たれます。
ではでは♬(^_^)♬
1 comment
akkatomo says:
10月 4, 2014
幸福な時には見向きもしなくなるようなものが素晴らしいものであるとは思えない
課題というゴミ山が部屋を埋め尽くして初めて政治という言葉が脳裏に浮かぶのだろう
大抵の場合、どこから手をつけていいかの見当もつかないものだが