今年の春、「VOICE」誌(2014年4月号)で対談させていただいた

達増拓也・岩手県知事が、

興味深いツイートをされていました。

いわく。

 

 さっき県の人口問題対策本部会議で発言したのだが、

『アナ雪』Let it Goの

「Here I stand. And here I’ll stay.」という歌詞が、

地方の人口減少対策に合う。

 

「LET IT GO」はもちろん、

「アナと雪の女王」の主題歌。

日本語訳は「ありのままに」となっていますが

わが国でも原題「レット・イット・ゴー」、

ないし「レリゴー」で定着した感があります。

それはともかく。

 

「Here I stand. And here I’ll stay.」は、

直訳すれば「ここに私は立っている。そして私はここに留まる」。

しかし、こう意訳したほうが的確だと思います。

 

今、私はここにいる。だから未来もここにある。

 

「ヒア・アイ・スタンド」に「ヒア・アイル・ステイ」と

語呂を重ねて畳みかける歌詞には、

過去を背負ってここに立っているからこそ

今後もここに留まる

というニュアンスが読み取れるのです。

 

つまりは歴史的な連続性の自覚。

保守の精神の本質です。

 

ですから、このフレーズが人口減少対策に合うという

知事のツイートは

まさにその通りなのですが・・・

これは日本全体に当てはまることではないでしょうか?

 

今の日本には、ご存知のように問題も多々あります。

だからといって国を捨ててしまっては、

それらの問題は放っておかれたまま。

 

HERE I STAND AND HERE I’LL STAY!

 

この決意があってこそ

解決の道も見えてくるし、

未来は明るくなると思うのです。

 

健全なナショナリズムこそ、明日への鍵。

達増知事の発言は、非常に意義深いものと言えるでしょう。

日本再生と地方創生は、じつはイコールなのです!

 

・・・最後に予告を。

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